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再び象の墓場にしないため、TagEverでタグの編集を楽々実行!

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以下の記事でIFTTTでPocketから簡単にEvernoteのノートを作成するレシピを作りました。

Pocketでお気に入りにしたらEvernoteへ保存するIFTTTのレシビを作ってみました

PocketからEvernoteのノートを作成するときに便利なレシピで、毎日使っています。
ですが、このレシピには問題があることに気づいてしまったのです。
はい、執筆時には気づいていませんでした。
この問題を放置しておくと、あっと言う間に象の墓場が出来あがってしまいます。
そこで、対策を考えてみました。

問題はタグをつけられないこと

記事中では、以下の課題が残ってしまったことを記述しました。

実は、僕が保存したいのは記事の一部分ではなくて全部なのです。

確かに、全文保存できないことは依然として課題なのです。
しかし、これは記述時点で分かっていたこと。
そして、象の墓場になることを助長する類のものではありません。

では、今回気づいた問題とは何か。
それは、このレシピを使ってノートを作成すると「任意のタグを付けることができない」ことです。
レシピには予めタグを設定できますが、固定的なものです。
ノート作成時、記事の内容に合わせて変更する柔軟性はありません。
実際、このレシピを使って作られたノートには「ifttt」と「Pocket」というタグが必ずついてしまいます。

タグを付けられないとどうなるのか

少し前にこちらの記事でAutoEverを使ったEvernoteを象の墓場にしないための策を講じました。

自動は正義!AutoEverで溜まりに溜まったノートを楽々整理。

この方法、タグがなければ何の威力も発揮しないのです。
つまり、IFTTTのレシピで自動で簡単にノートを作成しても、タグが付いていなければAutoEverを使った整理ができないということになります。
これでは、あっと言う間に象の墓場へ逆戻り。
それを防ぐためにも、すでに作成されたノートに対して、簡単にタグの編集ができる方法を見つけなればならない。
ということで、採用したのがTagEverというアプリ。
AutoEverときたらTagEverに行き着くのは自然の流れですよね。

TagEverとは

Evernoteのタグ編集に特化したアプリです。

TagEver – Evernoteのタグを自由に操作 1.0.6(¥200)App
カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ
販売元: Shamrock Records, Inc. – Shamrock Records, Inc.(サイズ: 3.9 MB)
全てのバージョンの評価: (9件の評価)
+ iPhone/iPadの両方に対応


タグの編集に特化しているだけあってノートの移動などはできません。
しかし、タグの編集機能に関しては、とてもパワフルなアプリのようですね。
実際、今回のような既存のノートのタグを編集するというケースにとてもマッチしています。

起動画面

それでは、アプリを起動してみます。
すると、Evernoteへのログインを求められるのでユーザー名(アカウント名)とパスワードを入力します。
ログインが済むとデフォルトノートブックが読み込まれてノートがサムネイル付きでリスト形式で表示されます。
こんな感じです。

Tagever 01

それでは、番号がふってある各アイコンについて説明します。

①:ノートブック/タグ一覧画面へ
②:ノートブック名
③:タグ編集画面へ
④:データ更新
⑤:ノート全選択
⑥:ノート選択解除
⑦:設定画面へ

別画面へ遷移する①、③、⑦以外は言葉通りの機能です。

タグの編集方法

それでは、このアプリを使ってタグを編集する方法を紹介します。
TagEverでタグを編集するには、「ノートを選択」してから「タグを編集する」という2段階のステップが必要となります。

ノートを選択する

タグを編集するには、まず対象となるノートを選択します。
ノートを選択するには、リスト表示された各ノートの中心部をタップすればOKです。
なお、ノートの右端をタップするとノート詳細画面へ遷移してしまい、選択したことにはならないので、気をつけて下さい

選択するとノートは下記画像のように色が変わります。

Tagever 02

濃いブルーに変化していることが分かると思います。
これで、ノートの選択ができました。

タグの編集

次は選択したノートに対して、どのようにタグを編集するかを決めます。
それには、起動画面にある③のアイコンをタップして「タグの編集」という画面に遷移します。

Tagever 04

ここでは2つのことができます。
1つ目はタグのクリア。これは、今ついているタグを削除することです。
2つ目はプリセットの作成。
プリセットとはタグをどのように編集するかを定義したルールのようなもので、これを作成します。
ここをタップすると、以下の「プリセットの編集」画面に遷移します。

Tagever 05

ここでは、以下の順でプリセットを定義します。

  1. 名前の定義
  2. タグの編集方式の選択
  3. タグの選択/新規作成

まず、プリセットの名前を定義します。

次が特に大事なタグの編集方式の選択です。
タグを上書きするのか、追加するのか、それとも取り除くのか。
こレラの中から1つ選択します。
選択中の方式には右端にチェックアイコンが表示されます。

最後に編集するタグを選択すればプリセットは完成します。
タグはEvernoteで作成済みのものの中から選択することも新規作成することもできます。

以上の操作でプリセットの定義が完了します。

実践

使い方が分かったところで、実践してみましょう。
今回の目的は、IFTTTのレシピで自動的につけられた「ifttt」と「Pocket」というタグを取り除いて、AutoEverで整理しやすいタグを新たにつけることです。

ノートの選択

ノートはまぁ、適当に選択します。
選択はタップするだけですね。
ちなみに、今ついているタグを確認するとき、いちいち詳細を表示するのは面倒じゃありませんか?
そんなことを思っていたら、便利な方法がありました。
さすがにユーザーのことをちゃんと考えていますね。
起動画面のリスト表示で、今ついているタグも一緒に表示することができるのです。
それには、起動画面の⑦のアイコンをタップして設定画面を呼び出します。

Tagever 06

ここにある「ノート一覧でタグを表示する」を「オン」にすればOKです。

Tagever 07

1画面に表示できるノート数は減ってしまいますが、詳細画面を開く手間が省けると思えば問題ありません。

プリセットの定義

プリセットの定義は以下のようにしました。
名前はblogというタグを上書きするので「blog上書き」。
編集方式はiftttとPocketというタグを消してblogというタグを新たにつけるので「上書き」を選択。
タグは「blog」を選択しました。

IMG 0884

これでOKです。
一度作ったプリセットは「タグの編集」画面に表示されるので、ノートを選択後、それをタップすれば実行されます。

Tagever 10

ちなみに、一度作ったプリセットは何度も使いまわせます。

結果

それでは、プリセットを実行してみましょう。
これが実行前。

Tagever 08

途中、確認画面が出てきますが、構わず進みます。
そして、これが実行後。

Tagever 09

はい、ちゃんとiftttとPocketというタグがとれてBlogというタグがついてます。
成功しました。
良かった、良かった。

まとめ

TagEverのおかげで、IFTTTのレシピで作成したノートへ簡単にタグをつけ直すことができるようになりました。
ちゃんとしたタグさえ付いていれば、あとはAutoEverにかけるだけ。
自動でノートを適切なノートブックへ移動してくれます。
これで何の気兼ねなくPocketからEvernoteのノートを作れるという訳です。
AutoEverとTagEver。
この組み合わせで、象の墓場を防ぐ仕組みがさらに強固になりました。
Evernoteでノートを作ってもタグ付けやノートブックへの分類が面倒という方は、是非、お試し下さい。
手作業よりも圧倒的に簡単ですよ。
それでは。

TagEver – Evernoteのタグを自由に操作 1.0.6(¥200)App
カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ
販売元: Shamrock Records, Inc. – Shamrock Records, Inc.(サイズ: 3.9 MB)
全てのバージョンの評価: (9件の評価)
+ iPhone/iPadの両方に対応



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